昨年12月
福岡国際会議場にて行われた「蘇生~救急エコーと心肺蘇生マスター講座」に参加してきました。
講師は札幌夜間動物病院院長の川瀬先生で、まず人の救急患者に対しての救急エコー検査をもとに動物での心臓、肺、腹部エコー検査法について講義がありました。
特に肺のエコーはレントゲン検査より、患者を動かさないで出来る検査として有用と思われました。
その後、救急エコー検査にて確認した貯留物(空気、液体等)の鑑別、診断法についての話がありました。
午後は、心肺蘇生ガイドラインに沿って心肺蘇生の講義・実習がありました。
ポイントは、一刻も早い心肺停止の診断と心肺蘇生の開始。
質の高い胸部圧迫と人工呼吸。
心電図波形に基づいた適切な処置や投薬でした。
今後、当院でも救急患者に対応すべく、心肺蘇生シュミレーションや徐細動器の購入、院内実習を充実したいと思っております。